コラム

外構工事の流れ

外構工事の依頼から完成までの流れは以下のとおりです。

1．外構工事が可能な業者に連絡する

まずは、住まいの近くで外構工事を請け負っている業者を探します。気になる業者が見つかったらメールや電話で問い合わせて、外構工事を依頼したいことを伝えます。その後、現場を確認するための日程調整などを行います。

2．設計の希望を伝えて現場を確認

施工業者が実際の住居を確認しているとき、希望する内容や予算を伝えましょう。住宅の構造や空間について不安なことがあれば、住居の見学中に確認してみてください。依頼者側と施工業者側の完成後のイメージを一致させるためにも、なるべく細かく要望を伝えておくことをおすすめします。

3．見積書と完成予定図の作成

現場の確認後、業者に見積書と完成予定図の作成を依頼します。依頼者側は内容が希望に沿っているか、双方の完成後のイメージにズレがないか、費用が予算内に収まっているかなどの点を確認します。

4．スケジュールの打ち合わせ

工事内容が決まったら、実際の施工開始日や日数を調整します。何日から始めたい、何日までに完成させたいなどの要望がある場合は、必ず伝えましょう。

5．契約を交わして工事がスタート

工事内容とスケジュールの調整を行い、内容に問題がなければ契約書を交わします。トラブルを避けるためにも、少しでも疑問を感じることがあれば必ず契約前に確認しておくことが大切です。契約完了後、工事がスタートします。

6．完成後に確認をして引き渡しを行う

完成後は必ず業者の立ち会いのもと、現場を確認することが大切です。希望通りの工事ができているか、内容を1つ1つ確認していきます。不備や不具合が見つかった場合は、必ずその場で業者に伝え、修正を依頼してください。完成後の内容に問題がなければ引き渡し完了です。

外構工事を依頼する際のポイント

外構工事を業者に依頼する前に、業者選びのチェックポイントを押さえておきましょう。業者を選ぶときは、以下の点に注目しましょう。

• 問い合わせに対するレスポンスが早いか
• 見積書に詳細金額を載せているか
• 希望内容をしっかりとヒアリングし、適切なプランを提案しているか
• 希望内容に対して予算内の工事を提案しているか

問い合わせに対する連絡が遅いと、工事開始日が後ろ倒しになり、希望の日程までに完成しないおそれがあります。また、希望について聞き取りが浅いと、イメージしていた完成像と異なる形で工事が進んでしまうリスクが否定できません。業者を決める際は、迅速かつ丁寧な対応をしてくれるか、予算内に収まる内容の提案をしてくれるかどうかを意識して選ぶのがおすすめです。